めめの妹６ (ページ7)

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電気がついて美味しそうな食卓に口角が上がる。

目黒「ご飯ありがと。食べていい？」

空腹の俺にぴったりな数々の料理を前に、俺の一言で全員食卓に並ぶ。

「「「いただきまーす」」」

声を合わせ、大好きなグラタンを一口。

「うまっ」「めっちゃ美味しい」「やばっ」

次々にみんなが食べ、次々に口を開く。

さすがは宮舘。
ケーキ分を残すくらいの量でテーブルのご飯は全て無くなった。

宮舘「俺洗い物してるから、先に食べてて」

なんて言う宮舘のそばに行き俺も洗い物を始める

宮舘「目黒は主役なんだから座ってな？」

目黒「いつも美味しいご飯作ってくれてるお礼だから。ほんと、Aの事もだけど…ありがとう」

宮舘「俺はやりたくてやってるだけだから。目黒とこうしてリビング並ぶなんて珍しいよね」

目黒「俺…いつか舘さんに、美味しいご飯作るね？」

なんて、俺たちは両手を泡だらけにしながら語る。

嬉しそうに微笑む宮舘を見て俺も嬉しくなった。

向井「そうや、めめ。ケーキ食べながらでええから見てほしい動画あるからさ？こっちきて？」

洗い物を終えた俺にそう言ってきたのは向井。

そしてなぜかティッシュを岩本に渡される。

目黒「雪コロコロン？」

向井「それよりも感動するで？ほい、こっちこっち」

そう言われ手を引かれやってきたのはテレビの前。

渡辺「めめすわってて。涼太コーヒー9個？」

宮舘「そうだね。佐久間はガムシロップ2個。Aはぶどうジュース」

渡辺「手伝うわ」

そんなゆり組の会話を耳にしながら俺はただただテレビの前に座る。

そして、全員が揃ったところで電気が消え動画が始まった